個人輸入で購入した製品に税金や関税を払う必要があるの?

海外から個人輸入する場合や、アマゾンなどで配送先が海外になっていたりした場合、関税だけ払えばいいとか思っている人が多いのではないでしょうか?しかし実際は、輸入である以上関税の他に消費税も納税しなければなりません。

しかし、これも項目ごとに支払う必要があるもの支払う必要がないものが、事細かに分かれているので今回はそれを見ていきましょう。

個人輸入する時の税金の種類

個人輸入する際にかかる税金として、関税(簡易関税)と消費税が適用されることになります。

どんなものに関税がかかるのか

個人輸入する際に関税を支払う品目として、酒類や食品、衣類といったものに対して消費税を支払う必要があります。

品目税率
酒類
(1) ワイン
(2) 焼酎等の蒸留酒
(3) 清酒、りんご酒 等

70円/リットル
20円/リットル
30円/リットル
トマトソース、氷菓、なめした毛皮(ドロップスキン)、毛皮製品 等20%
コーヒー、茶(紅茶を除く)、なめした毛皮(ドロップスキンを除く) 等15%
衣類及び衣類附属品(メリヤス編み又はクロセ編みのものを除く) 等10%
プラスチック製品、ガラス製品、卑金属(銅、アルミニウム等)製品、家具、玩具 等3%
ゴム、紙、陶磁製品、鉄鋼製品、すず製品無税
その他のもの5%

引用:税関簡易税率表

とこのように事細かに分かれています。

衣類や、靴、革製品や酒類には確実に関税がかかるとみていいでしょう。

もう少し区分を細かく見てみると、

区 分品 目関 税 率
衣料品毛皮のコート(43類)繊維製のコート、ジャケット、ズボン、スカート(61、62類)シャツ、肌着(61、62類)水着(61、62類)ネクタイ(織物)(62類)マフラー類(61、62類)20%8.4~12.8%7.4~10.9%8.4~10.9%8.4~13.4%4.4~9.1%
ハンドバッグ革製(42類)8~16%
アクセサリー金製、銀製、プラチナ製、貴石製品(71類)5.2~5.4%
時 計腕時計、その他の時計(91類)無税
機械類及び電気機器パソコン(84類)デジタルカメラ、ビデオカメラ(85類)無税無税
楽 器ピアノ、弦楽器、吹奏楽器(92類)無税
記録物ブルーレイディスク、CD(85類)書籍、雑誌(49類)無税無税
印刷物楽譜、ポスター、複製画、カタログ類(49類)無税
美術品肉筆の書画、版画、彫刻(97類)無税
化粧品香水、オーデコロン、口紅、マニキュア用品、化粧水(33類)浴用化粧石けん(34類)無税無税
玩具玩具(人形を含む)(95類)無税
スポーツ用品レジャー用品乗用自動車、オートバイ(87類)モーターボート、ヨット、カヌー(89類)スキー用具、ゴルフクラブ(95類)釣り用具(95類)無税無税無税3.2%
履物甲が革製又は甲の一部に革を使用したもの(64類)30%又は4,300円/足のうちいずれか高い税率
家具類腰掛け、家具(事務所・台所・寝室用)(94類)無税
床用敷物じゅうたん(綿製、羊毛製、人造繊維製)(57類)6.3~8.4%
台所及び家庭用品プラスチック製(39類)陶磁製(69類)ガラス製(70類)ステンレス製(73類)無税~3.9%
寝具類毛布、ベッドリネン(63類)マットレス、布団(94類)3.2~10.9%
飲料茶葉(ウーロン茶、紅茶)(9類)コーヒー豆(9類)ミネラルウォーター(22類)清涼飲料水(22類)3~17%無税~12%3%9.6~13.4%
洋酒類ビール、ウイスキー、ブランデー、リキュール(22類)ワイン(22類) 無税45~182円/l
菓子類チョコレート菓子(18類)砂糖菓子(ホワイトチョコレートを含む)(17類)クッキー、ビスケット(19類)アイスクリーム(21類)10%24~25%13~20.4%21~29.8%
肉、魚介類調製品ソーセージ(16類)魚類缶詰(16類)かに缶詰(16類)10%9.6%5%
チーズチーズ(4類)22.4~40%
たばこたばこ(24類)無税~29.8%
ペットフードペットフード(23類)無税~36円/kg

引用:税関主な商品の関税率目安

上の表の通り、関税がかかるものとかからないものがあるのがわかると思います。

関税がかかるもの似関しては、関税と消費税をダブルで納税する必要があります。

しかし、電子機器や楽器、化粧品などには関税がかかりませんので、これらの関税がかからないものに関しては、消費税のみを納税すればいいわけです。

個人輸入する際の消費税

個人輸入する際にはもちろん消費税も支払う必要がありますが次の場合は、消費税が免除されます。

課税価格が1万円以下の貨物の場合、原則として、関税、消費税および地方消費税は免除されます。ただし、酒税およびたばこ税・たばこ特別消費税は免除になりません。また、革製のバッグ、パンスト・タイツ、手袋・履物、スキー靴、ニット製衣類等は個人的な使用に供されるギフトとして居住者に贈られたものである場合を除き、課税価格が1万円以下であっても関税等は免除されません。

なので、課税価格が1万円未満の場合は、税金が免除されるということです。

免除されないものについては、税金を支払う必要があります。

計算式は、


商品価格 x 0.6  =消費税

(計算式)

となりますので参考にしてください。

下記、消費税計算できるサイトです。

https://keisan.casio.jp/exec/system/1544596349

どのように納税するの?

個人輸入する際に、ものによっては税金を支払わなければならないということがわかりました。では、税金をどのように納税手続きすればよいでしょうか??
これは、 国際郵便物、国際宅配便、一般貨物に分けられ、それぞれ通関手続が違います。

もちろん税金がかからないもの似関しては、最寄りの日本郵便株式会社から名宛人に直接品物が配達されます。

税金がかかるものに関しては、

関税など税金の合計額が1万円以下の場合、あるいは1万円を超え30万円以下で名宛人が配達を希望する場合は、税関から日本郵便株式会社を経由して「国際郵便物課税通知書」及び「納付書(払込金受領証を兼ねます。以下同じ。)」とともに、品物が直接配達されますので、税金の納付を日本郵便株式会社に委託する旨を申し出て、税金相当額及び日本郵便株式会社の取扱手数料を支払えば、その場で品物を受け取ることができます。

その他の場合は、「国際郵便物課税通知書」は送付されますが、品物及び納付書は配達されません。この場合、課税通知書に記載された郵便局へ行き、納付書の交付を受け、税金を銀行の窓口又は郵便局の貯金窓口で納付すれば、品物を受け取ることができます。なお、別途、日本郵便株式会社の取扱手数料を支払う必要があります。

引用: 税関個人輸入の通関手続

どちらにしろ、納税する必要があるものに関しては、何かしらのアプローチがあるようですね。
なので、自分で計算して申告というような方法、確定申告のような感じではないということですね。ちゃんと教えてくれるということで一安心しました。

まとめ

やはり個人輸入する際は、税金を納税する必要がありそうです。ただ、品目によっては無税品目も意外と多くあることに驚きました。
また、輸入して税金がかかる場合は、ちゃんと教えてくれるということで、脱税を防ぐことができるので、安心して使えるのかなと思います。個人輸入する際は、どの品目でもびっくりするくらいの税金が請求されることはほぼないと思うので、書類が来たら納税するというのだけ覚えておけばいいと思います。